読書「粗にして野だが卑ではないー石田禮助の生涯」城山三郎 文春文庫

三井物産に35年間在職し、華々しい業績をあげた後、78歳で財界人から初めて国鉄総裁になった“ヤング・ソルジャー”―。
明治人の一徹さと30年に及ぶ海外生活で培われた合理主義から“卑ではない”ほんものの人間の堂々たる人生を著者は克明な取材と温かな視線で描いた。
ベストセラー作品の待望の文庫化。

1 若き兵士の如く
2 ひとつのロマン
3 動くものが好き
4 エイブル・マンは居ないか
5 「非戦闘員」のクラブ
6 ミスター鬼瓦
7 降りかかる火の粉
8 人生の達人
9 イッツ・ユア・ビジネス
10 座頭市がいい
11 武士の情け
12 首を切られた気持ち
13 女房手当
14 毎日の遺言
三井物産に35年間在職し、78歳で財界から初めて国鉄総裁になった”ヤング・ソルジャー”。明治の硬骨漢を描くベストセラーの力作


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