チャールズ・ブコウスキー「パルプ」

パルプ (新潮文庫)

パルプ (新潮文庫)

さて、部屋の掃除をしていて偶然見つけたのがこの本。しかも翻訳が柴田元幸さん。しかしながら、なんでこの本を買ったのか覚えてないなぁ〜。奥付を見ると平成12年発行の初版本。このころはまだ柴田さんのことも意識になかったと思うので、柴田さんつながりで買ったわけでもないし、ブコウスキーはそれまでにも読んだ記憶もないし・・・おそらくカバーのアメコミ風イラストに惹かれたのかも。本を開いてみてわかりました。これはきっと本文中のイラストに惹かれたのに違いない・・・

で、読んだ感想。
もうストーリーはハチャメチャで破綻しているんですが(というか、なんか超越しちゃってる感じでしょうか)、やっぱり柴田さんの訳がいいのかなぁ、トントントンという感じで読めてしまいましたね。なんで、いままで読まなかったんだろう?
こどもの感想文みたいで申し訳ないですが、ホント、おもしろかったです。