ケニー・ギャレット@ビルボードライブ大阪
現存するジャズ・ミュージシャンのなかではもっとも好きなリード奏者、ケニー・ギャレットのライブに行ってきたのでちょっとご報告を。
ブルーノートがビルボードライブと名前を変える前にも何度か演奏しにきてるのは知ってたんですが、なんとなく敷居が高い感じがしてずっと行かずじまいでした。五十をすぎてちょっと余裕が出てきたのか、このところ興味のあるものはすぐにお出かけモードになってしまいます。
ケニー・ギャレットといえば、マイルス・デイビスやマーカス・ミラーといっしょ演ったやつが有名ですが、個人的に好きなアルバムは『Songbook』と『Standard of Language』(ちなみに去年発売された『Beyond the Wall』は聴いてないんですが・・・)。4ビートでバリバリ吹きまくる姿を想像していましたが、バックはなんとエレキ・ベースにオルガン、ドラムスのトリオ。
えっ〜、ケニーどうしちゃったの?という感じ。
で、いきなり強烈なドラミングに合わせて、のっけからケニーがバリバリ吹きまくります。圧倒的な音の洪水!!!やっぱり凄いわ!このヒト。もうケニーぐらいになると4ビートであろうが、8ビートであろうが、16ビートであろうが全然関係なしです。フリーキーな音もこのヒトが演るとホンマ、カッコいいです。
空席がちょっと目立った会場で、申し訳ない気分でしたが、吹いて吹いて吹きまくるケニーめちゃくちゃカッコよかったです。
21時30分に始まって、アンコールが2回あって終演は23時30分。ipodで『Standard of Language』を聴きながら、家まで歩いて帰りました。
ケニーの私設応援サイトにセットリストがあったのでコピペさせてもらいます。(M-Cubed I さん、感謝!)
1.新曲(曲名不詳)
2.Charlie Brown Goes To South Africa
3.新曲(曲名不詳)
4.Wayne's Thang
5.Native Tongue
アンコール1.Happy People
アンコール2.(曲名不詳)