『アフタースクール』

監督・脚本:内田けんじ

出演:大泉洋/佐々木蔵之介/堺雅人/田畑智子/常盤貴子 /北見敏之/山本圭/伊武雅刀

撮影:柴崎幸三
照明:吉角荘介
美術:金勝浩一
音楽:羽岡佳
主題歌:monobright「あの透明感と少年」(DefSTAR RECORDS
配給:クロックワークス

2008年/日本/1時間42分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル

あらすじ
母校の中学校で教師をしている神野と、サラリーマンの木村は中学時代からの親友同士。産気づいた木村の妻を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵が訪ねてくる。島崎と名乗る探偵は木村を捜していた。若い女性と親しげにしている木村の写真を探偵に見せられた神野はショックを受け、なかば強引に木村捜しを手伝うことになってしまう。

解説
カンヌ国際映画祭等で数々の映画賞に輝いた『運命じゃない人』から3年。内田けんじ監督作品に、大泉洋佐々木蔵之介堺雅人ら人気・実力を兼ね揃えたキャストが集結した。探偵(もしくは何かを調査、模索する人物)を狂言回し的に配置することを踏襲しながらも、時間軸を少しずつずらしながら、別の視点で同じシーンを見せることによってパズルを解いていくような痛快なストーリーテリングで見せた前作(デビュー作『WEEKEND BLUES』も同じテイスト)と違い、本作では“信じていたものが一気にひっくり返るような”想像を超えた展開が待ち受けている。内田けんじの作劇術にまんまと騙されてこそ楽しめる痛快作。



すごく評判がいいので、遅まきながら観てきました。
なんか書こうとすると、すべてネタバレになるのでなんにも書くことができないというタイプの映画です。この手の映画が好きな人にはたまらないんでしょうが、ぼくの好みではなかった。
ただ、最後のシーンで大泉洋佐々木蔵之介にいうセリフはつまらない学生生活を送ったものにとってはちょっと耳の痛いセリフではありました。