『ラスベガスをぶっつぶせ』

原題:21

監督:ロバート・ルケティック

出演:ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース/ローレンス・フィッシュバーン/ケヴィン・スペイシー/アーロン・ヨー /ライザ・ラピラ/ジェイコブ・ピッツ/ジョシュ・ガッド/サム・ゴルザリ

原作:ベンメズリック「ラス・ベガスをブっつぶせ」(アスペクト刊)
製作:デイナ・ブルネッティ/ケヴィン・スペイシー/マイケル・デ・ルカ
脚本:ピーター・スタインフェルド/アラン・ローブ
撮影:ラッセル・カーペンター,ASC
美術:ミッシー・スチュワート
音楽:デヴィッド・サーディ
衣装:ルカ・モスカ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2008年/アメリカ/2時間2分/シネマスコープ

あらすじ
マサチューセッツ工科大学に通うベンは夢のハーバード大学医学部進学資格を得ながら、30万ドルの学費を捻出できずに頭を痛めていた。そんな時、ミッキー・ローザ教授から秘密の研究チームに誘われる。彼は優秀な学生たちにブラックジャックの必勝法であるカード・カウンティングを習得させ、ラスベガスに乗り込んでは大金を稼いでいたのだった。学費のためにチーム入りを決めたベンは天才的な数学力を発揮する。

解説
イギリスの新鋭で『アクロス・ザ・ユニバース』にも主演したジム・スタージェス扮する貧乏なオタク学生が、持てる才能を生かしてカジノで荒稼ぎしながらスマートに変貌する。もちろん即席セレブ・ライフがもたらす手痛い洗礼も受けるのだが。MITの秀才学生チームによるラスベガス攻略というこの展開、実話を元にしているというから驚きだが、ベン・メズリックによる原作「ラス・ベガスをぶっつぶせ!」に惚れ込んで製作とミッキー役を買って出たのは名優ケヴィン・スペイシー。能天気な女子大生の大逆転劇『キューティ・ブロンド』をヒットさせたロバート・ルケティック監督がスリルとロマンに満ちた青春映画に仕上げている。



これはケヴィン・スペイシーの映画。なるほど、製作にも名を連ねてるんだ。
最初はすごい感じのいい大学教授が、一転とってもイヤなやつに豹変するところなんかとってもうまくて感心しました。昔の役者でいえばロバート・ボーンなんかの役どころでしょうか?
特別によくできた作品とはいいがたいけれど、普通に面白い映画だとはいえるでしょう。
残念ながら、こちらの頭がよくないのか、カード・カウンティングの理論はよくわかりませんでしたが・・・