『譜めくりの女』

原題:LA TOURNEUSE DE PAGES

監督:ドゥニ・デルクール

出演:カトリーヌ・フロ/デボラ・フランソワ/パスカル・グレゴリー/アントワーヌ・マルティンシウ/クロティルド・モレ /グザヴィエ・ドゥ・ギルボン/ジャック・ボナフェ/クリスティーヌ・シティ/ジュリー・リシャレ

製作:ミシェル・サンジャン
脚本:ドゥニ・デルクール/ジャック・ソティ
撮影:ジェローム・ペイルブリュンヌ
配給:カフェグルーヴ/トルネード・フィルム

2006年/フランス/85分/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD・DTS

あらすじ
ピアニストを夢見て一途に励んできた少女メラニーコンセルヴァトワールの入試に臨むが、憧れの人気ピアニストでもある審査員アリアーヌの無神経さに深く傷つき、自ら夢を封印する。数年後、息子の子守として再会したアリアーヌはもちろんメラニーを覚えていない。万事そつなくこなすメラニーを気に入ったアリアーヌは、彼女に譜めくり役を依頼する。やがてメラニーはアリアーヌにとって掛け替えのない存在になってゆく。

解説
静かな炎を胸に秘めたメラニーは目標に向かって努力を惜しまない。それがピアノであっても夢を打ち砕いた相手への復讐であっても。ピアニストが信頼を寄せ演奏会の成否を左右するとまで言われる“譜めくり”にスポットを当てて緊迫した人間ドラマを描くのは、自身卓抜したヴィオラ奏者であり、国立音楽院教授でもある監督ドゥニ・デルクール。コミカルな親しみやすさが持ち味のカトリーヌ・フロが、今回は一転、女王然とした近寄り難さと不安定な心を持つアリアーヌを演じ、そんな彼女を徹底的に追い詰めてゆくメラニーカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『ある子供』のデボラ・フランソワが扮し、見応え充分の心理戦を展開する。




映画『地上5センチの恋心』を観ていっぺんにファンになってしまった、カトリーヌ・フロ主演ということで観てきましたが、ちょっと納得いかない展開で、映画としては?という感じでした。
子役もふくめて演技陣はわるくないと思います。
ちょっとストーリーに無理があったのかなぁ・・・