村上春樹「意味がなければスイングはない」


意味がなければスイングはない

意味がなければスイングはない


村上春樹の新刊.
小説や短いエッセイのなかで音楽の話はしょっちゅう出てくるが,音楽や音楽家についてこれだけまとまったものを書いたのははじめてではないか.
まだ,第1章「シダー・ウォルトン」第2章「ブライアン・ウィルソン」までしか読んでないが,音楽家に対する愛情が感じられる文章で非常に好感がもてる.
こんな文章を読むと,またまたアマゾンでCDを買ってしまいそうな気分になってくる.
音楽好きのひとにはおすすめです.