伊丹十三「女たちよ!」


女たちよ! (新潮文庫)

女たちよ! (新潮文庫)


文春文庫で絶版になっていた伊丹十三の一連のエッセイが新潮文庫から復刊されているのに最近気づく.
世間的には映画監督としての評価が高いような気がするが,個人的な評価は
 名エッセイスト>宮本信子の旦那>個性派俳優>映画監督
の順である.
この本は30年以上もむかしに何度も読み返した記憶があるが,いま読み返してみてもやっぱりおもしろい.
ちょっとスノッブ(ふるいネ・・・)な感じがするお気に入りのエッセイ集です.
特に料理に言及している部分はおもわずためしてみたくなってしまう.
実際,生クリームをつかわない「カルボナーラ」を作ってみましたが家族には好評でした.