『ジャンヌ・ダルク I 戦闘』 『ジャンヌ・ダルク II 牢獄』

ジャンヌ・ダルク I 戦闘
1993年/2時間58分/カラー (『愛と自由の天使』完全版)
監督:ジャック・リヴェット
台詞:パスカル・ボニツェール、 クリスティーヌ・ロラン 
撮影:ウィリアム・ルプシャンスキー
出演:サンドリーヌ・ボネール、ジャン=マリ・リシエ

18歳の乙女が「神の声」に導かれ、フランス解放に向かい、進軍の旅をゆく――リヴェット長年の企画であり、フランス史上最大のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの波乱に満ちた生涯を2つの作品に分け完成させた異例の大作。その完全版上映。前編の本作では、神のお告げを聞き、シノン王太子シャルルに謁見したジャンヌが、王の信頼のもと軍隊を率いてオルレアンの戦いで勝利を収めるまでを描く。

ジャンヌ・ダルク II 牢獄
1993年/2時間40分/カラー (『薔薇の十字架』完全版)
監督:ジャック・リヴェット
台詞:パスカル・ボニツェール、 クリスティーヌ・ロラン 
撮影:ウィリアム・ルプシャンスキー
出演:サンドリーヌ・ボネール、ナタリー・リシャール

激動の15世紀を闘い抜いた聖女ジャンヌ・ダルクの知られざる側面に焦点をあてた壮大な歴史絵巻。「戦闘」に続く本作では、オルレアン勝利のあと、パリ進軍を続けるジャンヌの晴れ舞台と、イギリスの捕虜になり、宗教裁判にかけられ処刑されるまでの苦悩に満ちた後半生を描く。2つの作品で、厳密に時代考証された中世の歴史的事件を、さらに完全版で細部に至るまで再現!必見の2部作!!



またまた調子に乗ってジャック・リヴェットの映画を観てまいりました。今回は1部・2部あわせて約6時間の長丁場。

いやぁ〜、もっと疲れるかと思ってましたが、意外と大丈夫でした。(やっぱり昔とちがっていまの映画館は楽ですね)

映画の内容は、実に淡々とした調子で進んでいくんですが、そのわりには全然退屈じゃないんですよね、これが。でも、おもしろいのかと言われたら、おもしろいとも言えるし、そうでないとも言えるし・・・
これは一体なんなんだろう?