『ジェイン・オースティンの読書会』

原題:The Jane Austen Book Club

監督:ロビン・スウィコード

出演:キャシー・ベイカー/マリア・ベロ/エミリー・ブラント/エイミー・ブレネマン/ヒュー・ダンシー /マギー・グレイス/リン・レッドグレーヴ/ジミー・スミッツ/マーク・ブルカス/ケヴィン・ゼガーズ/パリザ・フィッツ・ヘンリー/グウェンドリン・ヨー/ナンシー・トラヴィス

原作:カレン・ジョイ・ファウラー
製作:ジョン・キャリー/ジュリー・リン/ダイアナ・ナッパー
撮影:ジョン・トゥーン、ASC
美術:ラスティ・スミス
音楽:アーロン・ジグマ
衣装:ジョネッタ・ブーン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2007年/アメリカ/1時間45分/ビスタサイズ/SDDS、ドルビーデジタル、ドルビーSR

あらすじ
結婚歴6回を誇るバーナデット、ブリーダーで独身主義者のジョスリン、突然夫に離婚を切り出されるシルヴィア、その娘で情熱的なアレグラ、ハイスクールのフランス語教師プルーディが読書会を立ち上げる。取り上げるのは彼女たちの愛読書ジェイン・オースティンだ。ここに唯一の男性としてSF愛好家のグリッグが加わり、オースティンの小説6冊を読み解いてゆく。それは6人それぞれが人生と向き合う体験だった。

解説
友情、愛情、嫉妬、失望、不満。すべてはジェイン・オースティンの小説に書かれていること。普遍的な人間模様を描いて今尚読み継がれる18世紀末から19世紀に活躍した英国作家の決して古びることのない物語は『プライドと偏見』や『いつか晴れた日に』など幾度も映像化され人々に愛されている。そんなオースティンについて一家言を持つ女性たちの泣き笑いの人生を『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のマリア・ベロや『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントら個性派女優たちがカラフルに演じている。カレン・ジョイ・ファウラーの同名ベストセラー小説を原作に初メガホンをとったのは『SAYURI』の脚本家ロビン・スウィコード



これは、ひさびさの楽しい映画。
初監督作品にしては、なかなかの手腕だと思いました。
オープニング、登場人物を紹介しながら、こういうことってよくあるよねって感じでお話が始まるところもグッド。
俳優もみんないいんですが、黒一点(?)のヒュー・ダンシーがなかなか好演。

ぼくはオースティンの小説は一冊も読んだことがないので映画の最中、ちょっと悔しい思いをしたんですが、この映画に登場するオースティンの小説をすべて読んだひとが、この映画を観たらどんな感じなんでしょうか?
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