『王妃の紋章』

原題/英題:満城尽帯黄金甲/CURSE OF THE GOLDEN FLOWER

監督:チャン・イーモウ

出演:チョウ・ユンファ/コン・リー/ジェイ・チョウ/リウ・イェ/リー・マン /ニー・ターホン/チェン・ジン/チン・ジュンジェ

製作:ビル・コン/チャン・ウェイピン
脚本:チャン・イーモウ/ウー・ナン/ビエン・ジーホン
撮影:チャオ・シャオティン
美術:フォ・ティンシャオ
音楽:梅林茂
衣装:イー・チョンマン
配給:ワーナー・ブラザース映画

2007年/中国/114分/カラー/シネマスコープ/SRD

あらすじ
中国、五代十国後唐の時代。重陽節を前に王家の人々は王宮に帰って来ていた。王と王妃の間は冷え切り、王妃は継子の皇太子と不義の関係を続けていた。しかし、皇太子には、付き合っている娘がおり、王妃は二人を裂こうとしていた。王妃は、密偵を放ち、王が王妃の健康のために毎日運んでくる“薬”の中身を突き止める。密偵を務めた侍医の妻もまた、悲しい過去があり、王に恨みを抱いていたのだった。

解説
『HERO』『LOVERS』など世界的な大ヒットを生み出し、北京オリンピック開会式・閉会式の総合ディレクターを務めることでも話題の中国を代表する巨匠、チャン・イーモウ監督が放つ歴史絵巻。中国史上、最も華やかな唐王朝滅亡後の時代を舞台に、宮廷で繰り広げられる愛憎劇を描く。金箔と瑠璃が施された豪華な宮廷に住み、贅沢な暮らしをする王妃だったが、家族の心は離れ、孤独である。そこに、顔に「罪」の烙印を押された謎の女が現れ、王族とある家族との因縁の関係を暴いていく。主演は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のチョウ・ユンファ、『SAYURI』、『ハンニバル・ライジング』のコン・リー



山田宏一おすすめ第4弾!

ネット上ではすごく毀誉褒貶の激しい作品。そのぶん楽しみにしていました。

いやぁ〜、すごいわ!これはやっぱり映画館の大画面で観なければならない作品。美術から演出から役者の演技まで、なにからなにまでケレン味たっぷりで、本当にクラクラするような二時間を堪能させてもらいました。
とくにコン・リーチョウ・ユンファの演技合戦(?)には参ってしまいました。こういう映画も実は好きなんです・・・