リチャード・ブローティガン「芝生の復讐」

ブローティガンはこの作品がはじめて。
なかなか味わい深い短編集です。
ぼくもよく知らなかったんですが、訳者の藤本さん、かなり有名な方らしいですね。
この人の翻訳があってこそのブローティガンっていう感じらしいです。
又聞きではありますが、ブローティガンの藤本訳がなかったら、小説家・村上春樹は生まれてなかったであろうとか・・・当時はそれくらいの影響力があったらしいです。
たしかにこの小説のなかでも出てくる「やれやれ」というような表現は、ちょっとほかでは見かけませんものね・・・