「エイミー・ワインハウス ライブ・イン・ロンドン」 WOWOW

少し前に録画しておいた「エイミー・ワインハウス ライブ・イン・ロンドン」を観る。

一見してトラブル・メーカーだと思わせる雰囲気をプンプンさせて登場。なのに歌いだすと案外まともで、しかも非常に達者なのにびっくり。
歌唱力だけじゃなくて、ほとんどのオリジナル曲を自分で作詞・作曲するとか。なかなかの才能。

途中で「これは特別な曲なの」といって歌いだしたのがスペシャルズの"Hey Little Rich Girl"だったり、アンコールのラストがメイタルズの"Monkey Man"(これもスペシャルズのカバーが有名)だったり、このひと一体どういうひとなの?という感じ。2TONEのバンドって1980年ごろにイギリスに咲いた仇花的にとらえられているのがほとんどだと思うんですが(ロックの歴史を振り返ったときほとんど無視されていることがそのことを証明しています)、こういう形で楽曲がいまも取り上げられているということにちょっと感動。