『俺たちフィギュアスケーター』

nakatadairake2008-01-19


原題:Blades of Glory

監督:ウィル・スペック/ジョシュ・ゴードン

出演:ウィル・フェレル/ジョン・ヘダー/ウィル・アーネット/エイミー・ポーラー/ウィリアム・フィクトナー /ジェンナ・フィッシャー/クレイグ・T・ネルソン

原作:クレイグ・コックス/ジェフ・コックス/ビジー・フィリップス
製作:ベン・スティラー/スチュアート・コーンフェルド/ジョン・ジェイコブス
脚本:ジェフ・コックス/クレイグ・コックス/ジョン・オルトシューラー/デイヴ・クリンスキー
撮影:シュテファン・チャプスキー
美術:スティーヴン・ラインウィーヴァー
音楽:セオドア・シャピロ
衣装:ジュリー・ウェイス
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2007年/アメリカ/1時間33分

あらすじ
マイケルズとマッケルロイはアメリカ・フィギュア男子シングル部門でのライバル同士。マッチョでロックスターのように振舞う男性的なマイケルズに対し、マッケルロイは繊細で女性的と、演技も対照的だ。二人は大会で共に1位になるが、その表彰式で乱闘を始めてしまい、金メダルは剥奪、スケート界から永久追放されてしまう。失意の日々を送っている二人だが、シングル部門以外なら復帰できることを知り、ペアを組むのだが…。

解説
公開されるや、アメリカで2週連続1位の大ヒットとなったコメディ。アメリカでは国民的スポーツといえるスケート界をパロディにした内容もさることながら、そのヒットには主演二人の俳優の魅力によることも多いだろう。マッチョで自己愛が強いマイケルズ役のウィル・フェレルは、アメリカでは絶大な人気を誇るコメディ俳優。一方、貴公子風でなよっとした感じのマッケルロイ役のジョン・ヘダーは、あの傑作『バス男』の主人公だ。この二人が男子ペアを組んでスケート演技を見せるのだから、笑うなと言う方が無理。特訓して取得する大技も、あまりのバカバカしさ。これを見れば、冬のフィギュアスケート中継も10倍面白くなるかも。




コメディ映画の場合、映画を観るかどうかを決める基準が、出ている俳優の好き嫌いで決めてしまうことがほかのジャンルの映画にくらべて多いような気がします。

このウィル・フェレルは一見して苦手なタイプだったので(そういえばその昔、チェビー・チェイスも苦手だったのを思い出しました)、この映画にうまくのれるかな?という感じでしたが、映画の力ってすごいですね。
ふたりが力をあわせて頑張るあたりから、だんだんウィル・フェレルが好きになっていくのが自分でもわかりました。

元気なころのジョン・ランディスの映画みたいな感じ、といったらわかってもらえるでしょうか?

やっぱり、アメリカ映画は楽しくっていいですね。