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2014年の読書を振り返って印象に残ったものを列挙してみると…　小説の面白さを堪能！チャド・ハーバック「守備の極意」　設定がなんとも秀逸！ベン・H・ウィンタース「最後の刑事」　質・量ともに申し分なしの出来！ジョナサン・フランゼン「フリーダム」　TVドラマもお見事！木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」　とにかく無茶苦茶面白いねんけど、これを素直に面白いといってよいのかどうか…ティムール・ヴェルメシュ「帰ってきたヒトラー」　語り継ぐことの重要性！グードルン・パウゼヴァング「そこに僕らは居合わせた」　なかなかの傑作！エレン・ウルマン「血の探求」　目から鱗の話が次から次へと…小森陽一「仙台で夏目漱石を読む」　主人公役にはケーリー・グラントがピッタリ ♫ グラム・シムシオン「ワイフ・プロジェクト」　昨年読んだ日本の小説の中では抜群のオモシロさ！奥泉光「東京自叙伝」　ノンフィクション部門での個人的ベスト上位決定！松井今朝子「師父の遺言」　評判通りの面白さ！ミシェル・ウエルベック「地図と領土」　著者・訳者・読者の三人が1956年生まれという奇跡的な組み合わせに感謝 ♫ エリザベス・ストラウト「バージェス家の出来事」　これまた評判通りの面白さ！コラム・マッキャン「世界を回せ」　「フリーダム」ともども要再読本に決定！ジョナサン・フランゼン「コレクションズ」　シリーズ化が楽しみ ♫ M・ヨート、H・ローセンフェルト「犯罪心理捜査官セバスチャン」　なかなかの労作ではある…戸田学「上方落語の戦後史」　2014年の短編集ベスト！トム・ジョーンズ「コールド・スナップ」　一昨年読んだ「イエロー・バード」と併せて要再読！リー・カーペンター「11日間」　色々と考えさせられる事多し！中島京子「かたづの」　誤字・脱字多し！きちんと校正したのか？内容が素晴らしいだけに残念！「映画監督 増村保造の世界〈上〉」　素晴らしい！2014年に読んだ小説の中では一番好き ♫ ジュンパ・ラヒリ「低地」　小川高義の新訳が素晴らしい ♫ アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」　芥川賞受賞はこの作品でよかったんちゃのん？柴崎友香「わたしがいなかった街で」…　こんな感じでした。本年もよろしくお願いいたします。