『崖っぷちの男』 TOHOシネマズなんば・本館

●スタッフ
監督 アスガー・レス
脚本 パブロ・F・フェニベス
製作総指揮 ジェイク・マイヤーズ
デイヴィッド・レディ
製作 ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
マーク・ヴァーラディアン
撮影監督 ポール・キャメロン
プロダクション・デザイン アレック・ハモンド
音楽 ヘンリー・ジャックマン
編集 ケヴィン・スティット
衣裳デザイン スーザン・ライオール
●キャスト
サム・ワーシントン (Nick Cassidy)
エリザベス・バンクス (Lydia Mercer)
ジェイミー・ベル (Joey Cassidy)
アンソニー・マッキー (Mike Ackerman)
エドワード・バーンズ (Jack Dougherty)
タイタス・ウェリバー (Dante Marcus)
ジェネシス・ロドリゲス (Angie)
キーラ・セジウィック (Suzie Morales)
エド・ハリス (David Englander)

冤罪を晴らすため、偽装自殺という一世一代のギャンブルを企てた男の命懸けの戦いを描いたサスペンス。『アバター』や『タイタンの戦い』でハリウッドスターの仲間入りを果たしたサム・ワーシントンを主演に迎えた本作は、高層ホテルの21階の壁面という、まさに“崖っぷち”に立つ主人公、交渉を試みる警察官の心理戦、それを見守る観衆の視線、さらに同時進行するもうひとつの計画が重層的に組み合わさりスリリングな展開を見せる。ジェイミー・ベルエリザベス・バンクス、そしてベテラン俳優エド・ハリスといった、脇を固める個性派俳優の面々も魅力たっぷり。さらに、特殊なクレーンカメラで撮影されたビルの壁面シーンはスリル満点の迫力だ。
●解説
30億円のダイヤモンド横領罪で服役し脱走した元ニューヨーク市警官が、高層ビルから飛び降りようと身を乗り出す中、次第に彼の目的が明らかになっていくサスペンス。主演は「アバター」「タイタンの戦い」のサム・ワーシントン。ほか、「スリーデイズ」のエリザベス・バンクス、「リトル・ダンサー」「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のジェイミー・ベル、「ポロック 2人だけのアトリエ」をはじめ4度アカデミー賞にノミネートされたエド・ハリスらが出演。監督は本作がデビュー作となるアスガー・レス。また、「トランスフォーマー」「RED/レッド」で製作を務めたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラとマーク・ヴァーラディアンが本作でもタッグを組む。
●あらすじ
30億円のダイヤモンドを横領した罪で服役しているニューヨーク市警の元警察官ニック・キャシディサム・ワーシントン)は、脱獄し、高級ホテルの高層階に現れた。そして窓枠を越え、飛び降りようとする。大勢の人が固唾をのみながらニックを見守る。ニックは要求を伝えるための交渉人としてニューヨーク市警の女性刑事リディア(エリザベス・バンクス)を指名する。ニックからある依頼を受けた弟(ジェイミー・ベル)、元同僚のニューヨーク市警警官たち、ニューヨークでも指折りのダイヤモンド王と呼ばれる実業家(エド・ハリス)らの様々な思惑が交錯する中、ニックの本当の目的が明らかになっていく……。
065★★★☆う〜ん、なんだかまことに惜しい出来!