『ローラ・フェイとの最後の会話』 トマス・H・クック ハヤカワ・ポケット・ミステリ

講演のためにセントルイスを訪れた歴史学者ルーク。
しかし、会場には、再会するとは夢にも思わなかった人物が待ち受けていた。
その名はローラ・フェイ・ギルロイ
20年前、遠い故郷でルークの家族に起きた悲劇のきっかけとなった女性だ。
なぜいま会いに来たのか?
ルークは疑念を抱きつつも、彼女とホテルのラウンジで話すことにした。
だが、酒のグラス越しに交わされた会話は、ルークの現在を揺り動かし、過去さえも覆していく…。
謎めいたローラ・フェイの言葉が導く驚愕の真実とは?
巨匠の新たなる代表作。
053★★★