『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 第七藝術劇場

●スタッフ
監督 入江悠
脚本 入江悠
撮影 三村和弘
音楽 岩崎太整
編集 入江悠
MA(音声編集) 山本タカアキ
●キャスト
奥野瑛太 (マイティ)
駒木根隆介 (イック)
水澤紳吾 (トム)
斉藤めぐみ (相沢一美)

北村昭博 (MC林道)
永澤俊矢 (等々力辰彦)
ガンビーノ小林 (山下紀夫)
美保純 (高島紀代美)
ラッパーとしての成功を夢見ながら、北関東の田舎町で鬱屈した日々を過ごす若者たちの姿を描いた青春ヒップホップ・ムービー『SR サイタマノラッパー』。若者たちの共感を獲得し、驚異的なロングランヒットを記録した人気シリーズの第3弾である本作は、1作目で「SHO-GUNG」のメンバーと別れ、上京したマイティのほろ苦いその後の展開を描いている。シリーズ通して出演するおなじみの駒木根隆介、水澤紳吾はもちろん、本作で主演する奥野瑛太らがみせる“フリースタイルバトル・シーン”は今や定番。さらに今回は初のライブシーン、巨大フェスの模様、クライマックスのワンカット長回しなどの見どころ満載!
●解説
青春ヒップホップ映画「SR サイタマノラッパー」シリーズ第3弾。マイティ、イック、トムの再会を、ライブシーンや巨大フェスシーンを織り交ぜ描く。監督・脚本は、「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」の入江悠。出演は、「SR サイタマノラッパー」の奥野瑛太、駒木根隆介、水澤紳吾。
●あらすじ
元“SHO-GUNG”メンバーのマイティ(奥野瑛太)は、イック(駒木根隆介)とトム(水澤紳吾)と別れ、東京に出て行った。しかしラップを諦めきれず、恋愛系右翼ヒップホップクルー“極悪鳥”のメンバー入りのチャンスを狙って、パシリのような扱いに甘んじていた。ある日、マイティが1人で参加するバトルで優勝すればメンバーになれると約束される。しかし、マイティの対戦相手が、極悪鳥が世話になるヒップホップクルーのメンバーだったため、決勝直前にわざと負けるよう電話が入る。マイティは指示通り負けるが、メンバー入りの約束を反古にされる。怒りを爆発させたマイティは、極悪鳥のメンバーの1人に大怪我を負わせてしまう。マイティは栃木に逃げ、少年たちが盗んだ車を転売したり、外国人労働者を囲って産廃を処理するなど、違法行為で商売する大人たちの一員として働き始める。金儲けのため、栃木で音楽イベントを行うことになる。素人の大人と少年たちの仕切りで、有料の詐欺まがいの出演者オーディションが行われ、マイティの知らないところでイックとトムが参加していた。そこでTKDタケダ先輩のトラックを通じて意気投合した、日光のヒップホップクルー“征夷大将軍”と一緒にイベントに参加することになる。イベント当日、栃木に逃げてきてから暴力と盗みを重ねたマイティは、胴元の大人たち、警察、ゲストとして来ていた極悪鳥から追われる。イックとトムは征夷大将軍と共にステージに立つ。会場を逃げ惑い、追っ手を振り切ったかのように見えたマイティは、聞き覚えのあるトラックに導かれるように会場へ戻る。思いがけない悲痛な再会を果たした3人は……。
045★★★☆斉藤めぐみさん、大好きです!