『マリリン 7日間の恋』 TOHOシネマズなんば・本館

●スタッフ
監督 サイモン・カーティス
脚本 エイドリアン・ホッジス
原作 コリン・クラーク
製作総指揮 ジェイミー・ローレンソン
サイモン・カーティス
イバン・マクタガード
クリスティーン・ランガン
ボブ・ワインスタイン
ケリー・カーマイケル
製作 デイヴィッド・パーフィット
ハーヴェイ・ワインスタイン
撮影 ベン・スミサード
美術 ドナル・ウッズ
音楽 コンラッド・ポープ
アレクサンドル・デスプラ
編集 アダム・レヒト
衣裳デザイン ジル・テイラー
●キャスト
ミシェル・ウィリアムズ (Marilyn Monroe)

ケネス・ブラナー (Sir Laurence Olivier)
エディ・レッドメイン (Colin Clark)
ドミニク・クーパー (Milton Greene)
ジュリア・オーモンド (Vivien Leigh)
ゾーイ・ワナメイカー (Paula Strasberg)
エマ・ワトソン (Lucy)

ジュディ・デンチ (Dame Sybil Thorndike)

エルビス・プレスリーと並ぶアメリカン・ポップカルチャーの巨大なアイコンがマリリン・モンローだが、映画で見せる“オツムは少し弱いけどセクシーで気立てのいいブロンド娘”というパブリックイメージと、実際のマリリンはかなり違っていた。スターではあるが演技に自信がなく、常に誰か頼れる人がいないと精神的に不安定。そんな彼女の素顔を書き残したのは、本作の主人公であるコリン・クラーク。彼の回顧録に記された実話が、この映画の原作。映画好きなら、マリリンだけでなく、実名で登場する有名人たちの素顔も興味深いだろう。『ブルー・バレンタイン』のミシェル・ウィリアムズがマリリンを演じ、その脇を実力派の英国俳優たちが固める。
●解説
世界のセックスシンボル、マリリン・モンローが「王子と踊り子」出演のためにイギリスに赴いた際のエピソードを、同作のスタッフであったコリン・クラークの原作を基に映画化したラブロマンス。出演は「ブルーバレンタイン」のミシェル・ウィリアムズ、「パイレーツ・ロック」のケネス・ブラナー、「イエロー・ハンカチーフ」のエディ・レッドメイン、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、「NINE」のジュディ・デンチ
●あらすじ
1956年。ローレンス・オリヴィエ(ケネス・ブラナー)が監督と主演を務める「王子と踊り子」の撮影で、ハリウッドからロンドンへと渡ったマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)。スタッフから大歓迎を受ける彼女だったが、初の海外撮影によるプレッシャーと、夫との確執で仕事に集中できずにいた。さらに演技方法でオリヴィエとも対立、困惑するモンローに、第3助監督のコリン(エディ・レッドメイン)はただひとり的確なアドバイスをする。それを機に二人は心を許し合う仲になるが……。
038★★★★☆