『ジャックとジル』 なんばパークスシネマ

●スタッフ
監督 デニス・デューガン
脚本 スティーヴ・コレン
アダム・サンドラー
原案 ベン・ゾック
製作総指揮 バリー・ベルナルディ
ベッティーナ・ビビアノ
アラン・コヴァート
ティーヴ・コレン
ロバート・スミゲル
ティム・ハーリヒ
製作 アダム・サンドラー
ジャック・ジャラプート
トッド・ガーナー
撮影 ディーン・カンディ
美術 ペリー・アンデリン・ブレイク
音楽 ルパート・グレッグソン=ウィリアムス
ワディ・ワクテル
編集 トム・コステイン
衣裳デザイン エレン・ルッター
●キャスト(役名)
アダム・サンドラー (Jack Sadelstein / Jill Sadelstein)
ケイティ・ホームズ (Erin Sadelstein)
アル・パチーノ (Al Pacino)
エロディ・トーン (Sofia Sadelstein)
ユージニオ・デルベス (Felipe / Felipe's Grandma)
デヴィッド・スペード (Monica)
ヴァレリー・マハフェイ (Bitsy Simmons)
ティム・メドウス (Office Worker)
ニック・スウォードソン (Todd)
ダナ・カーヴィ (Crazy Puppeteer)
レギス・フィルビン (Regis Philbin)
シャキール・オニール (Shaquille O'Neal)
アメリカではヒットメーカーだが、日本ではまだまだ知名度が低いアダム・サンドラー。今回、サンドラーは性格が正反対の双子という一人二役に挑戦。笑わせるのが人に迷惑をかけてもまったく気づかないオバサンキャラのジルだが、その“女サンドラー”に惚れてしまうのが、なぜかアル・パチーノ(もちろん本人が演じている)。“CMに出ない”“古典の舞台に入れ込んでいる”“役にのめり込み過ぎ”という、彼のパブリックイメージを自分自身が楽しんで演じている。散々笑わせ、最後にはホロリとさせてくれるのは、脚本や演出がしっかりとしているからだろう。某大物俳優が1シーンだけ特別出演しているので、そちらもお見逃しなく。
●解説
アダム・サンドラー一人二役で双子の兄妹を演じたコメディ。やり手ビジネスマンの兄の家を訪れた妹が騒動を巻き起こす。共演は「バットマン ビギンズ」のケイティ・ホームズ、「ボーダー」のアル・パチーノ。監督は「ウソツキは結婚のはじまり」など、アダム・サンドラーとのコンビで作品を送り出しているデニス・デューガン
●あらすじ
ジャック(アダム・サンドラー)は美しい妻エリン(ケイティ・ホームズ)と子どもたちに囲まれ、順風満帆な生活を送る広告会社の重役。そんな彼も、ただ一つ悩みを抱えていた。それは、毎年感謝祭の日にやって来る一卵性双生児の妹ジル(アダム・サンドラー二役)の存在だった。お金はないクセに他人任せで図々しい彼女はジャックを苛立たせ、いつもの平穏な生活を滅茶苦茶にしてしまうのだ。そんなジルが、今年もやって来て騒動を巻き起こす……。
012★★☆