2011-12-22 ■ 読書「ねじれの国、日本」堀井憲一郎 新潮新書 この国は、その成立から、ずっとねじれている。 今さら世界に合わせる必要はない。 ねじれたままの日本でいい―。 建国の謎、天皇のふしぎ、辺境という国土、神道のルーツなど、この国を“日本”たらしめている“根拠”をよくよく調べてみると、そこには内と外を隔てる決定的な“ねじれ”がある。 その奇妙で優れたシステムを読み解き、「日本とは何か」を問い直す。 私たちのあるべき姿を考える、真っ向勝負の日本論。