読書「ねじれの国、日本」堀井憲一郎 新潮新書
この国は、その成立から、ずっとねじれている。
今さら世界に合わせる必要はない。
ねじれたままの日本でいい―。
建国の謎、天皇のふしぎ、辺境という国土、神道のルーツなど、この国を“日本”たらしめている“根拠”をよくよく調べてみると、そこには内と外を隔てる決定的な“ねじれ”がある。
その奇妙で優れたシステムを読み解き、「日本とは何か」を問い直す。
私たちのあるべき姿を考える、真っ向勝負の日本論。