『ハンティング・パーティ』

原題:THE HUNTING PARTY

監督・脚本:リチャード・シェパード

出演:リチャード・ギア/テレンス・ハワード/ジェシー・アイゼンバーグ/ダイアン・クルーガー/リュボミール・ケレケス /クリスティナ・クレペラ/ジェームズ・ブローリン/ディラン・ベイカ

製作:マーク・ジョンソン/スコット・クルーフ
撮影:デヴィッド・タッターサル
美術:ヤン・ロールフス
音楽:ロルフ・ケント
衣装:ベアトリス・パッツアー
配給:エイベックス・エンタテインメント

2007年/アメリカ/103分/カラー/シネマスコープ/SRD

あらすじ
かつて紛争地域から、伝説的なレポートを送り届けていたサイモンとカメラマンのダック。しかしある事件がもとでサイモンは仕事をクビになる。一方、本国に戻ったダックは出世していた。その二人が数年ぶりにボスニアサラエボで再会する。「大きなネタ」を持っていると言うサイモン。それは虐殺事件の首謀者であり、戦争犯罪人フォックスの情報だった。フォックスを求めて、彼らは危険地帯へと足を踏み入れる…。

解説
1990年代、深刻な内戦を引き起こし、多くの死者を出したボスニア紛争。その中で国際的にも大きな問題になったのが8000人が殺害された「スレブレニツァの虐殺」。虐殺の首謀者カラジッチは国際法廷で有罪判決を受けたが、いまだに捕まっていない。本作はそのカラジッチをモデルにしたフォックスという男を、スクープを狙うジャーナリストたちが追う社会派エンタテインメントだ。シリアスな問題を提起しながらも、冒険もののテイストを生かし、後味のいい仕上がりになっている。人間的には欠点だらけだが、心の底には正義感が燃えている主人公をリチャード・ギア、その相棒となるカメラマンを黒人俳優テレンス・ハワードが好演している。



これもぼくにとっては、なんかイヤな映画でしたね。
ストーリー的には、もうちょっといい展開も考えられたと思うんですけどもね。
上の解説とは180度ちがう意見ではありますが、たぶん、結末がいちばん違和感を覚えたところだと思います(「カムイ伝」の正助の最期みたいで)。
カムイ伝」知らない人には、なんのことかわからないとは思いますが・・・。